カテゴリー別アーカイブ: music & video – 試聴

Mare Tranquillitatis 〜静かの海〜

宇宙ってお好きですか?僕は詳しくはないけれど、とても好きです。子供のころからロケットが大好き!宇宙飛行士になりたくて!!・・・というロマンチックな夢を持ち合わせた少年ではなかったので、興味を持ったのは、子供時代よりもずっと後のことでした。

きっかけは20代前半に観た映画”アポロ13″で、それから宇宙の魅力を知り、タフな世界に夢を持って果敢に挑む人々へ、心から賞賛を送りたいと思うようになったのですね。

そんな壮大な宇宙も素敵だし、日々に目にする空や星の美しさに気がつくようになり、前のアルバムなども星や月に関係するタイトルの曲も多く、子供のころの自分を思うと、なんだか驚きです。

思い起こせば2005年にも、僕は”Syzygy”という、さく望(新月と満月)をモチーフにしたピアノ曲を作曲していて、その内の一つ”Mare Tranquillitatis(静かの海)”という曲のタイトルは、1969年7月20日に人類がはじめて月に降り立った場所からつけたものです。

そんな曲を今の僕なら、どう弾くのだろうと純粋に思い、録音してみました。

もちろん僕は月に行ったことこともなければ、ニール・アームストロング船長の気持ちを想像することも難しいかもしれません。それでも、様々な写真や映像、ストーリーから感じる宇宙への好奇心は、これからもっと強くなるのかもしれないな〜と思っています。

In the Bleak Midwinter – Piano Solo

昨年はクリスマスに”Silent Night“をカバーし、今年も何かできるかな?と思い、同じ手法ではありますが、動画を公開してみました。

In the Bleak Midwinter (Christina Rossetti – Gustav Holst)
Piano : By-O (Tomonori Okayama)

“In the Bleak Midwinter”は、イギリスの作曲家グスタヴ・ホルストによるクリスマス・キャロル。

ホルストは”惑星(The Planets)”という組曲も有名で、その中から”木星(Jupiter)”のメロディーの一部が、平原綾香さんの”ジュピター”や、ラグビーワールドカップのテーマ曲でキリ・テ・カナワ(Kiri Te Kanawa)らが歌った”World in Union”に使われ、耳馴染みと思います。

歌詞を眺め、この曲から僕が感じた世界観を、どのように演奏しようか…考え、たどり着いたのは、シンプルな即興演奏から、できる限り真摯に選んだ少ない音で表現することでした。

クリスマスに向けた時期に、楽しんでもらえたら幸いです。:-)

カリンバ (親指ピアノ)

以前の曲で使ったカリンバ(Kalimba-Calimba)を思い出し、久々に音を鳴らし、イメージに合わせたピアノを重ねて短いトラックにまとめてみました。

・Improvisation – kalimba & piano : By-O  →MP3

アフリカの各地に広まった楽器で、呼び名や形状も様々。親指ピアノ(thumb piano)とも呼ばれるように、金属の棒を親指で弾いて演奏します。僕の物は手作りキットで作った簡単なものですが、音程を自由に設定出来るというメリットも。

 色のついた装飾は、ただ単に飾りと言うだけではなく、「ジー」というようなノイズというか、音色の変化を付けてくれるものです。この辺は好みなのですが、僕はそういう部分も面白いなと取り付けています。