豊田市美術館へ

先日は雨の中、豊田市美術館へ。こちらの設計を手がけられたのは、以前の記事でも触れた谷口吉生さん。僕が建築に興味を持って見始めるきっかけとなった建物で、素材や空間の雰囲気から、アート作品に自然と集中させてもらえるような心地良さを、素人の僕も感じることができます。

この日のお目当ての一つ、常設特別展”新・陶・宣言”へ。奈良美智さんの金箔があしらわれた”小頭花瓶 2″がお出迎え。現代的なアート作品としての陶芸など、本当に新鮮で面白い展示でした。

そして、企画展”小川待子 – 生まれたての<うつわ>”へ。衝撃的な作品の数々。展示室 1の全体に配された新作”No.44-57″は、割れて大きく変化する造形物に、作品の周りはガラスや焼き物の原料となる砂が敷かれ、その空間にクラクラするような体験をしました。

美術鑑賞の他の、こちらでの楽しみは”レストラン七州”での食事です。お店はガラス張りで開放感があり、席にもよりますが、豊田市の町並みや、ダニエル・ビュレンの鏡などを使った屋外展示のある風景など楽しむことができます。月代わりのランチなどお値打ちで美味しく、この日は魚を注文しました。

その後は傘をさして、池の周りなどを散歩。最後におまけ、ダニエル・ビュレンの前述の作品と記念撮影です。:-)