見えるものと見えないもの ‐静寂の中の音色‐

一宮市尾西歴史民俗資料館・別館「旧林家住宅」の展覧会へ、ピアノ演奏で参加します。

今年の1月、林家住宅のある尾西まで訪れると、当時のモダンな建築や手の行き届いた庭園。そして木曽川の流れは冬の美しい光を受けていました。

チラシ表紙の写真撮影は、なんと僕が抜擢されています。手前の力強い陶作品は伊藤悦子さんによるもので、中にビー玉を走らせ音を鳴らすことができるそうです。

初日には、ソーシャル・ビューというイベントも開催されます。目の不自由なかたと一緒になって作品を鑑賞する機会です。

参考リンク 障害者と考える身体 (1) 他者の目で見る 文・伊藤亜紗

展覧会にあたって、企画をされた作家の大塚将司さんから「目の見えない人は世界をどう見ているのか / 光文社新書 伊藤亜紗(著)」という本を交えながら、視覚に障害がある人とアートについてのお話を、何度かきかせていただきました。

まだまだ、この機会だけではなく、時間をかけて向かい合いたいことですが・・・今は存在すること、視覚などの知覚にとどまらないイメージの力、心の領域の広さみたいなことを感じています。

見えるものと見えないもの ‐静寂の中の音色‐

一宮市尾西歴史民俗資料館 別館 旧林家住宅
494-0006 一宮市起字下町211番地 tel 0586-62-9711

2018年5月3日(木)- 5月13日(日) 5月7日(月)休館
9:00-17:00 最終日16:00 入場無料
協賛 尾西信用金庫

セッション#1 ソーシャル・ビュー(みんなで見ること、コミュニケーションを通して見るアート鑑賞)
5月3日(木)13:00~ 1時間程度 視覚障がい者の方も参加鑑賞できます。参加自由

セッション#2 電子ピアノによるコンサート(アートと交差する旋律)場所:裏座敷
5月3,4,5日 14:00~ 15:00~  30分程度 無料 演奏 岡山知憲

伊藤 悦子
井上 直子
大塚 将司
加藤 恵利
兼藤 忍
後藤 章子
田口 友里衣
水谷 一子
岡山 知憲

共催・企画・お問い合わせ
ハートフィールドギャラリー / 園部 知江子
ウアロ(Universal Art Laboratory O.) / 大塚 将司