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兼藤 忍 陶展 源 vol.2

神奈川県小田原市にて第10回 丹沢アートフェスティヴァル、兼藤忍さんの展示がはじまります。

5月13日(金)・14日(土)は「食事会 (兼藤作品含む器にて) *要予約~料理写真は参考まで」。そして28日(土)「音作品を含む演奏会」ではCD「水の記憶 / 天上の源流」の曲を再演します。

兼藤 忍 陶展 源 vol.2
2016年5月13日 (金) – 29日 (日) open 12:00 – 18:00
休廊日: 月・火・水 (火・水はお食事ご予約の方は鑑賞可)
兼藤 忍HP http://2of4of1.wix.com/shinobu-kanefuji-art

・5/13(金)、14(土) 両日18:00〜 食事会(兼藤作品含む器にて)
3,500円、定員15人まで要予約、ハルノキまで
・5/28(土) 14:00〜 兼藤 忍の音作品含む音楽朗読会
参加費無料 sound creation : 岡山知憲、明星、他

野菜料理店 「ハルノキ」
〒250-0854 神奈川県小田原市飯田岡208
phone 090-2146-5516
http://harunoki9ho.jimdo.com/
展覧会期間中、予約なしの特別メニュー¥1,000、カフェもご利用頂けます。

霧がかった湧玉池、水の中に揺れる小さな梅花藻の花、富士山本宮浅間大社へのお礼参りをして小田原市を訪ねた一年前・・・いろいろな想いを込めて「音楽朗読」と向かい合いはじめたころだったように感じています。どこか成長した自分で富士山を望めていますように・・・

フレド・ハーシュの弾くピアノ

かつてマイルス・デイヴィスやビル・エヴァンスが残した”悪魔的な魅力がある” “途方もなく美しい”、そんな言葉で語られるレコードを、僕は同世代としては楽しんだことがないのですが・・・(マイルスがこの世を去ったとき僕は13歳になる少し前で、ジャズには無関心だった)

じゃあ現代で、そんな心をゆさぶるような音楽とおまえは出会ったか?と問われれば、答えはイエスです。もちろん個人的な自説ではありますが。僕が思う”不思議な世界からやってきた奇跡”を一つあげるなら、それはフレド・ハーシュ(Fred Hersch)の弾くピアノです。

彼のピアノが何で美しいのか?何故こうも心を惹かれるのか?その余白、揺らぎに漂うものとは?ときどき、そんなことを僕は考えます。

時代・・・

断捨離とか、そういうトレンドは疎い(!)のですが・・・

これは一応、手の届く場所に置いておくかなと思っていたシンセや機材なども、メインのラックから外し、じゃあ音は何処から出すの?というと、僕の場合は主にMacとソフトウェア、そして四角い箱(ハードディスク)を使うのです。(もう少し、仕組みは複雑なのですが)

ピアノにヴァイオリン、ギター、ドラム、果ては民族楽器に、あらゆる効果音まで、この箱にデータが詰めてあります。優秀な箱なんです。徐々に使わなくなったケーブルも、遂に段ボール箱一杯分。。。ううっ、もうとっくに気がついていた事態とはいえ、な、何か切ない。

シンプルで、なるべく物に振り回されない環境は、僕の好むところなのですが、”10台も20台もキーボードが並べられたスタジオ”って、憧れたものです。もちろん今だって、そういう手法は残っているのですけどね。

Times They are a-Changin(時代は変わる)“、ボブ・ディランの言葉を思い出します。まあ、もっと深い内容の歌なんですけが。。。1960年代に生まれたこの曲は、今なお人々の心に宿ります。